オリンピック国立公園３大スポット！ホー・レインフォレスト「ホールオブモス」

コケに覆われた木々の作り出す不思議な空間を楽しむ！

場所

オリンピック半島
太平洋岸エリア

距離／時間

往復: 1.8km
目安：30分

標高

累積標高：24m

レベル

★☆☆☆☆
初級

Contents

トレイル概要
ハイキングレポート
アクセス
おすすめ装備
その他の情報
1. 必要なパス
2. トイレなど

トレイル概要

ホー・レインフォレストについて

Hoh Rainforest（ホー・レインフォレスト）はアメリカで最大の温帯雨林のひとつで、オリンポス山から太平洋岸に向かって流れる氷河の流出によって形成されたホー川沿いに広がっています。

年間平均降水量は350ｍｍを超える森は、針葉樹と広葉樹の豊かな緑が印象的。地面にはシダやコケが生い茂る姿は異次元の世界。オリンピック国立公園が世界遺産に登録されている一番の理由にもなっています。

ルート

ホー・ビジターセンターからは様々なレベルのハイキングトレイルが複数ありますが、手軽に「ホー・レインフォレスト」らしさを楽しむなら、今回ご紹介するホールオブモスがおススメ。原生林を通り抜ける短いループ状のほぼ平坦なトレイルで、ゆっくり歩いても１時間かかりません。コケに覆われたカエデの木立が特徴です。

参考：AllTrails 　 WTA

見どころ

トレイルの名前にもなっている「ホールオブモス」はもちろんですが、一面コケに覆われた世界を楽しんでください！見上げた木々からコケが垂れ下がる姿はオリンピック国立公園ならでは！

ハイキングレポート

Upper Hoh Rdに入り、12マイルほど進んだところにエントランスブースがあります。7月の土曜だったこともあり、ここまで1.5時間待ちでした…。レンジャーさんによると、いつもこんな感じだとのことなので、早朝を狙うのが良いかもしれません。

エントランスブースを過ぎて、さらに5マイルほどすすんだところにビジターセンターがあります。

ビジターセンターの脇にトレイルヘッドがあります。

今回は「Hall of Mosses」を歩くので、この分岐を左へ。ホールオブモスを目的にホー・レインフォレストを訪れている人が多く、ほとんどの人はここを左へ向かいます。

橋を渡ると美しいクリーク。氷河から流れてきた透明度の高い水とシダやコケの緑の今トランスとがう神秘的です。

クリーク手前に、コインを投げ入れないでくださいとのサイン。透き通った水を見るとコインを投げ入れたくなるのは万国共通!?

クリークを過ぎた先はループ状のトレイルになっていて、一方通行なのでご注意ください。

枝から垂れ落ちるコケがホーっぽい！

むき出しになった巨大な倒木の根がいまだに力強く残って面白い景観を生み出しています。

見上げるとコケに覆われつくされ木々。この木本来の葉は枝先に残るだけで、もの悲しさがあります。レンジャーさんによると、コケの重みで枝が折れてしまうことが多々あるそうです。

倒木から何本も木が生えてきている姿もホーらしい！

トレイルの名前にもなっているホールオブモス（苔の回廊）は実にフォトジェニックでした。

短いトレイルですが見どころが多く、オリンピック国立公園らしさを存分に感じられ楽しめます！

アクセス

シアトルからのルート

フェリーでBainbridge Islandへ。フェリーを降りたら、WA-305 Nを進み、WA-3 Nに合流。その後、WA-104 Wへと左折し、Hood Canal Floating Bridgeを渡って約15マイル進みます。US-101 Nへ合流し、128マイル進んだところで、Upper Hoh Rdへと左折します。12マイルほど進んだところにエントランスブースがあり、さらに6マイル進むとビジターセンターです。

ベルビューからのルート

ベルビューからはエドモンズからフェリーでキングストンへ渡るルートが早いかもしれません。
フェリーを降りたら、そのままWA-104WでHood Canal Floating Bridgeを渡って約15マイル進みます。US-101 Nへ合流し、128マイル進んだところで、Upper Hoh Rdへと左折します。12マイルほど進んだところにエントランスブースがあり、さらに6マイル進むとビジターセンターです。