登った疲れを吹き飛ばす絶景!頂上から見下ろす青い湖と緑の山々は最高!
場所
オリンピック半島
Port Angelesエリア
距離/時間
往復: 8.5km
目安:3時間
標高
最高標高:824m
累積標高:633m
レベル
★★★☆☆
中級
トレイル概要
マウントストームキング(Mount Storm King)について
マウントストームキング(Mount Storm King)はオリンピック国立公園の中でもシアトル方面から比較的アクセスしやすいこともあり、非常に人気の高いハイキングスポット。クレセント湖(Lake Cresent)沿いの岩肌を見せる山で、マリミアの滝(Marymere Falls)と併せて歩くと見どころがたくさんで達成感があります。
ルート
ストームキングレンジャーステーション横から、マリミアの滝と同じルートを進み、途中から頂上に向かって登るルートになります!
参考:AllTrails WTA
見どころ
トレイル自体も森あり・岩場ありと楽しく歩を進められると思いますが、やはりハイライトは頂上からの景色!クレセント湖とそれを囲む山の緑が最高です。
頂上手前でハードな登りがありますが、ここまで頑張ってよかった!と思わせてくれます。
また、頂上では食べ物を狙う鳥Grey Jaysの手乗り写真を狙うのも楽しみの一つのようです。
山頂に向かうトレイル沿いはシカとの遭遇率も高いので、ぜひ周りを見渡しながら進んでください!
ハイキングレポート
ストームキングレンジャーステーションの横からハイキングスタート。ここで地図を入手することもできますし、ハイキングルートの確認もできます。
付け足し感があるStorm Kingの看板の横を通って進みます。
クレセント湖の横を通り、風情あるトンネルでUS-101の下を抜け、トレイルに向かいます。
木の切り株もスケールが大きい。樹齢何年くらいで、いつ切られてどのくらいここにあるのだろう…
途中まではマリミアの滝と同じルート。ここは広くフラットで非常に歩きやすく、休日は滝に向かう家族連れがたくさんいます。
スタートから1km弱過ぎたところで、左手に巨大な岩とSTORM KING TRAILの看板。ここから一気に登りが始まります。
ほぼ一定の勾配で、ひたすらスイッチバックを登っていきます。整備された歩きやすいトレイルではあるものの、ところどころに大きな木の根があるので、足元に注意しながら進みます。
途中、クレセント湖の見えるスポットで休憩をとりつつ、後半戦に備えます。
1時間ほどの登りのあと、少し開けたところに出ると、この看板。メンテナンスされたトレイルはここまで!!
この先は、一気に急になり、ロッククライミング状態!誰かがつけてくれたであろうロープが何本かあるので、ポールかそのロープのどちらかに頼って登っていきます。
かなり急ですが、しっかりルートを確認してゆっくり進めば大丈夫です。岩場よりも急斜面の土の方が登りにくいですが、ロープを渡してくれた先達に感謝しながら進みました。
そして最後の最後も岩場の急斜面。皆さん慎重に進んでいます。あと一息で絶景が待っている!
そして頂上!クレセント湖を一望できる絶景。湖の青さに吸い込まれそうです。一気に疲れが吹き飛びます。
頂上は比較的狭い岩場なのですが、皆さんそこでランチを食べたり休憩をするので、人馴れしたGrey Jaysが食べ物を狙って近寄ってきます。(※エサをあげてはいけません!!)
景色を十分に楽しんだところで岩場の頂上を後にします。
下り途中で、シカの親子に遭遇。超カメラ目線をくれました。
帰りに少しクレセント湖の周りを散策。カルガモたちが休憩中。
比較的短時間で楽しめ、程よいチャレンジレベルと達成感があります。そして最高のご褒美ビューが楽しめ、超おすすめのトレイルです!マリミアの滝と併せてぜひ!
アクセス
シアトルからのルート
フェリーでBainbridge Islandへ。
フェリーを降りたら、WA-305 Nを進み、WA-3 Nに合流。その後、WA-104 Wへと左折し、Hood Canal Floating Bridgeを渡って約15マイル進み、US-101 Nへ。約55マイル、Lake Crescent Rdを右折するとすぐに駐車場、Marymere Fallsと同じトレイルヘッドです。
ベルビューからのルート
ベルビューからはエドモンズからフェリーでキングストンへ渡るルートが早いかもしれません。
フェリーを降りたら、そのままWA-104WでHood Canal Floating Bridgeを渡って約15マイル進み、US-101 Nへ。 約55マイル、Lake Crescent Rdを右折するとすぐに駐車場、Marymere Fallsと同じトレイルヘッドです。
駐車場
スペースは広いですが、人気スポットなので混みます。比較的回転は速いので、少し待てば駐車できるスポットは見つけられそうです。
おすすめ装備
服装
頂上まではひたすら登りが続くので、歩いているときは暑くなると思いますが、頂上は遮るものがないので風のある日は寒く感じると思います。ウィンドブレーカーなどのレイヤーで防風対策の準備もあったほうが良いです!
靴
ハイキングシューズがおすすめ。
基本的にはよく整備されたトレイルのため、スニーカーでも対応可能だと思います。
ハイキングポール
活用場面は少ない印象です。
個人的に不要だと思いましたが、ポール好きな方はぜひ持参を!
その他
最後の岩場やロープをつたう際にハイキンググローブや軍手があると便利です!
その他の情報
必要なパス
このトレイルはパス不要で楽しめます。
ワシントン州でのハイキングに必要なパスについては以下の記事にまとめていますので、併せてご確認ください。
トイレなど
トレイルヘッドに水洗トイレがあります。